あなたが手のムダ毛や指毛を気にするのはどんなときですか?
- スマホを触っているとき
- 人にものを渡すとき
- 好きな人と手をつなぐとき
手は、年中ひと目に触れてしまう部位ですから、少しのムダ毛でも気になってしまうもの。
だからといって、手の甲や指のムダ毛が生えてくるたびに、カミソリや毛抜きで処理をしていては肌を傷つけてしまいますし、毎日のように自己処理をするのも大変です。
お手入れいらずのキレイな手を手に入れるために、手の甲と指毛を脱毛しましょう!
とはいうもののは、手の甲や指に生えてくるムダ毛は、脱毛の効果を得るまでに時間がかかります。
そのため、手の甲や指毛を脱毛するなら、あなたの毛質にあった脱毛方法で脱毛をする必要があります。
今回は手の甲と指毛を脱毛する方法と、回数ごとの効果についてわかりやすく紹介していきましょう!
Contents
手の甲と指毛の脱毛は効果があるの?
冒頭でも紹介したように、手の甲や指のムダ毛を脱毛するには時間がかかります。
なぜなら、手に生えるムダ毛は他の部位に比べてムダ毛が薄いからです。
脱毛は、黒いメラニン色素に反応する光やレーザーで、毛根の基である毛乳頭を刺激し、ムダ毛の生成を抑制する仕組みとなっています。
ムダ毛の色が黒ければ光の反応もよく、高い脱毛効果が得られますが、反対にムダ毛の色が薄いと、脱毛の効果が現れるまでに時間がかかってしまうのです。
とはいっても、手のムダ毛の濃さは人それぞれなので、毛質にあった脱毛をすれば比較的高い脱毛効果を得られるでしょう。
ここから、手のムダ毛が“濃い人”と“薄い人”にわけて、効果的な脱毛方法について紹介していきます!
【ムダ毛が濃い人】IPL脱毛やレーザー脱毛で手指を脱毛
手の甲や指に生えるムダ毛が腕や足に生えるムダ毛と同じように濃い人は、脱毛サロンのIPL脱毛や医療脱毛クリニックのレーザー脱毛がオススメです。
IPL脱毛やレーザー脱毛は、黒いメラニン色素に反応する光を毛根に照射して、毛根の基である毛乳頭に熱を加えてダメージを与える脱毛方法です。なので、ムダ毛の色が濃い人はこの脱毛方法で脱毛した方が、効果を得られやすいでしょう。
IPL脱毛やレーザー脱毛は一般的によく扱われている脱毛方法なので、サロン・クリニック選びには困らないかもしれませんね。
ちなみに、IPL脱毛を扱っているサロンとレーザー脱毛を扱っているクリニックはこちらです。
脱毛サロン | ジェイエステティック |
---|---|
医療脱毛クリニック | レジーナクリニック リゼクリニック ルシアクリニック 湘南美容クリニック |
【ムダ毛が薄い人】SHR脱毛で手指を脱毛
手の甲や指に生えるムダ毛が産毛のように薄い人は、SHR脱毛がオススメです。
SHR脱毛は、毛根の基になる発毛因子を作り出しているバルジ領域といわれる部分にダメージを与えて脱毛を促す脱毛方法です。
IPL脱毛やレーザー脱毛が毛根に作用するのに対して、SHR脱毛はバルジ領域が含まれる毛包に作用するので、手指のムダ毛の色にも左右されずに脱毛できます。
毛質にかかわらず脱毛ができることから、近年多くのサロンやクリニックで導入が進んでいますが、まだまだ取り扱っていないところも多くあるようです。
今後SHR脱毛を取り扱うサロンやクリニックは増えてくると思われますが、現時点の取り扱い店はこちらです。
脱毛サロン | ストラッシュ |
---|---|
医療脱毛クリニック | リゼクリニック ルシアクリニック グロウクリニック リアラクリニック |
SHR式脱毛は脱毛サロンでも医療脱毛クリニックでも取り扱っていますが、出力に大きな差があります。
また医療脱毛クリニックのSHR式脱毛は、毛包だけでなく毛根にも作用するためひとつの脱毛方法で2つの脱毛効果が得られます。
手の甲と指毛脱毛の効果を実感できる回数は?
毛質にあわせた脱毛方法で脱毛すれば、脱毛効果があると紹介しましたが、実際のところどのくらいで効果が現れるのか気になりますよね。
手の脱毛に必要な回数と、効果を実感しはじめる回数がこちらです。
サロン | クリニック | |
---|---|---|
脱毛完了までの回数 | 12~18回 (2~3年) |
5~8回 (10ヶ月~1年4ヶ月) |
効果を実感し始める回数 | 8回~ (1年4ヶ月~) |
3回~ (6ヶ月~) |
脱毛サロンと医療脱毛クリニックで施術回数に差がある理由は、施術一回あたりの脱毛効果に差があるからです。
医療脱毛は、医療資格を持った医療従事者による施術なので、利用者の毛質にあった脱毛ができます。
一方サロン脱毛は、資格を持たない人でも操作できるような脱毛機を使用しているので、利用者の安全面を考えて出力の低い光で施術を行います。
そのため、施術一回あたりの脱毛効果は、クリニックとサロンで大きく違うのです。
また回数に伴い、脱毛期間にも大きな差がでます。
効率よく手の脱毛効果を得るためには、毛周期という毛根が成長するスピードに合わせて施術を行わなければならないため、施術と施術の間は最低2ヶ月間空ける必要があります。
そのため、脱毛効果を実感しはじめるには半年ほどかかると思ってください。
手の脱毛を早く終わらせたいならSHR式脱毛
「手は毎日見られるものだから早く脱毛してキレイになりたい!」という方は、脱毛サロンのSHR式脱毛で手の脱毛をはじめましょう。
脱毛サロンのSHR式脱毛は、毛根ではなく毛包に作用する脱毛方法であるため、毛周期に左右されずに施術をすることができます。
そのため、脱毛サロンのSHR式脱毛は最短2週間ごとに施術をすることができ、施術回数12回を最短6ヶ月で完了することができるのです。
医療脱毛クリニックでもSHR式脱毛を取り扱っていますが、毛包だけでなく毛根にも作用するため、効率よく脱毛効果を得るには毛周期に合わせた施術が必要でしょう。
ですが、SHR式脱毛を取り扱う医療脱毛クリニックの中には最短8ヶ月で脱毛が完了できるところもあります。
手の脱毛を早く終わらせたい方は、上記の脱毛サロンや医療脱毛クリニックを参考にしてみてください。
手の甲と指脱毛の料金は高いの?
手の甲や指は照射範囲が広くないため、他の部位に比べて比較的安価です。
手の脱毛にかかる脱毛料金の相場を見てみましょう。
脱毛サロン | 医療脱毛クリニック | |
---|---|---|
手の甲と指 | ¥24,000 | ¥25,000 |
ひじ下から指先 | ¥92,000 | ¥66,000 |
手のみであればおよそ2万5千円ほどで脱毛ができるため、手だけ脱毛する人が多いです。
ですが、手だけを脱毛すると手首にムダ毛の境界線ができてしまい、腕のムダ毛が目立ってしまいます。
金銭的に余裕があれば、手の甲と指毛に加えてひじ下の脱毛も検討してみてください。
手の甲と指脱毛のいい点と注意する点
ここまで手の甲と指脱毛の効果や回数、料金などについて紹介してきましたが、いかがでしたか。
ここであらためて手の甲のメリットとデメリットについて確認していきましょう。
手の甲と指脱毛のいい点
手の脱毛をすることで、ムダ毛がなくなることはもちろんですが、他にもメリットがあります。
- 毛穴が目立たなくなる
毛穴が目立つ理由は毛穴が開いているからだけでなく、毛穴の中の黒い毛根が毛穴を黒く見せているのです。
脱毛をすれば、毛穴から毛根がなくなり目立たなくなるでしょう。さらに、毛根がなくなることで役割を失った毛穴は縮小されるため、毛穴はより目立たなくなります。
- 肌質が改善される
手の甲や指は目につきやすい部位であるため、頻繁に自己処理を行う人も多いでしょう。
ですが、ターンオーバーを待たずに繰り返し自己処理を行うと肌へのダメージが蓄積され、肌が荒れていきます。脱毛をすれば自己処理が減り肌へのダメージも減るため、常にキレイな肌を維持することができるでしょう。
上記のように、手の脱毛をすれば毛がなくなる以外のメリットもあります。
手の甲や指の脱毛をして、キレイな手を目指しましょう。
手の甲と指毛を脱毛する上での注意点
上記で手を脱毛するメリットの紹介をしましたが、残念ながらいいことばかりではありません。
手の脱毛をする上で注意しなければならないことが5つあります。
- 手の日焼けに注意する
- 脱毛期間中の乾燥に気をつける
- 自己処理をするならフェイス用電動シェーバーを使う
- 指毛の脱毛は痛い
- 手の脱毛は照射の打ち漏れをすることがある
これら5つの点を順に紹介します。
手の日焼けに注意する
脱毛期間中は手に限らず、どの部位であっても日焼けをしてはいけません。
一般的な脱毛方法は、黒いメラニン色素に反応する光を使用し毛根にダメージを与えて脱毛を促しています。
つまり、日焼けをして肌のメラニン色素が増えると、照射した光は毛根だけでなく肌にも反応してしまうため、火傷を負ってしまうのです。
ですが、手は年中露出しているため、常に日焼けをする可能性があります。
夏に限らず日焼け止めクリームなどを塗って、日頃からの日焼け対策を心がけましょう。
脱毛期間中の乾燥に気をつける
実は、照射した光は毛根だけでなく肌にも熱のダメージを与えています。
肌が保湿されている状態であれば、肌へのダメージを最小限に抑えることができますが、肌が乾燥していると、肌を守りきれずに火傷を負ってしまうこともあるのです。
手は空気や水に触れる機会が多いため、保湿ケアを行っていたとしても乾燥してしまいがちです。
少しでも脱毛期間中の手を乾燥させないために以下のことを心がけましょう。
- 日頃から朝とお風呂上りに保湿をする
- 脱毛の施術後一週間は念入りに保湿をする
- 水まわりの作業をするときにはゴム手袋を使用する
自己処理をするならフェイス用電動シェーバーを使う
脱毛期間中の自己処理はなるべく控えましょう。
自己処理を頻繁に行うと肌へのダメージが蓄積されていき、乾燥肌になりがち。
上記でも紹介したように、肌が乾燥すると火傷を負うこともあるのです。
どうしても自己処理を行いたいときは、肌への負担が少ないフェイス用の電動シェーバーで処理をするようにしましょう。
脱毛期間中に一番行ってはいけない自己処理の方法は「毛抜きで毛を抜くこと」です。
毛抜きを使用してムリに毛根を抜いてしまうと毛周期が乱れてしまい、効率よく脱毛効果を得ることができません。
施術一回あたりの脱毛効果を最大限に引き出すためにも、毛抜きを使用した自己処理は控えましょう。
指毛の脱毛は痛い
手の甲はあまり痛みを感じませんが、指は強い痛みを感じることがあります。
指には多くの神経が通っているため、照射した光で毛根がダメージを受けたときに強い痛みを感じることがあるのです。
とくに医療脱毛クリニックは照射する出力が非常に強いため、強い痛みを感じることもあるでしょう。
ですが、耐えられないほど強く痛むことはないので安心してください。
もし痛みに不安がある方は、照射する出力が優しい脱毛サロンで施術を受けてみましょう。
手の脱毛は照射の打ち漏れをすることがある
上の図のように手の脱毛範囲は、手首から指先までです。
ですが、手の平などの毛穴が見当たらないような部分は光を照射しません。
つまり、もし毛が生える部位であっても、施術スタッフさんに毛穴がないと判断された場合は、施術をされないこともあるということです。
とくに毛穴がないと判断されてしまいがちなのが、指の第一関節と第二関節の間に生えている毛です。
指の第一関節と第二関節の間の毛は、人によって生えていたり生えていなかったりなどまばらであるため、施術スタッフさんの判断で照射をしないこともあります。
もし毛穴が見当たらないだけで、毛が生える部分が施術されなかった場合は施術スタッフさんにそのことを伝えてしっかり施術してもらいましょう。
手の甲や指脱毛のQ&A
- 手脱毛の施術時間はどのくらい?
- 約30分ほどです。
- どんな服装で手の脱毛をするの?
- 着衣は脱がずに施術台の上で仰向けになって施術をします。
長袖の着衣を身につけている場合は、着衣を脱いで施術を受けることもあります。施術を受けるときの具体的な服装については、各脱毛サロンや医療脱毛クリニックに問い合わせてみましょう。
- 手の脱毛をして肌のトラブルを起こすことはあるの?
- 手に関してはほとんど脱毛のリスクがありません。
施術後に赤みがでることはありますが、早ければその日のうちに赤みは引いていきます。施術後から3日経っても赤みが引かないときは、施術を受けた脱毛サロンや医療脱毛クリニックに問い合わせてみましょう。
【まとめ】手の甲と指毛は早めに脱毛しよう!
手の甲と指の脱毛について以下にまとめました。
- 手のムダ毛が濃い人は「IPL脱毛」または「レーザー脱毛」がおすすめ
- 手のムダ毛が薄い人、手の脱毛を早く終わらせたい人は「SHR式脱毛」がおすすめ
- 手の脱毛は「日焼け」「乾燥」「自己処理」「脱毛時の痛み」「指の打ち漏れ」に注意
手の甲や指のムダ毛は、自己処理を頻繁に行ってしまいがちです。
肌にダメージを与えながら年齢を重ねると、カサカサの手になってしまいます。
少しでもキレイな肌を維持できるように、早めに手の脱毛をはじめましょう!